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2009/10/26

笛吹童子【第一部:髑髏の旗】

空想科学辞典に以下の語句を追加しました。
【満月城】『施設』(まんげつじょう)
 丹波の国にある城。
 この城の城主である証として、白鳥の玉を持っていなくてはならない。
 城主は丹波修理亮であるが、応仁の乱後、台頭してきた野武士の赤柿玄蕃に攻め落とされ占拠される。

【赤柿玄蕃】『人名』(あかがきげんば)
 応仁の乱に乗じ、勢力を伸ばしている野武士の大将。
 旗印はどくろ。
 野武士でありながら石見判官、ついには丹波修理亮が城主の満月城を攻め落とす。
 満月城を占拠したが、満月城城主の証、白鳥の玉は持っていない。

【萩丸】『人名』(はぎまる)
 丹波修理亮の長男。丹波の萩丸。(にわはぎまる)
 武術に優れ、弟の菊丸と明の国に留学していた。
 赤柿玄蕃にされこうべの面をはめられ、これが外れないまま、満月城の牢に幽閉されている。

【菊丸】『人名』(きくまる)
 丹波修理亮の次男。丹波菊丸。(にわきくまる)
 兄の萩丸と明の国に留学していた。
 お面つくりの師匠の元、修行し、師匠のされこうべの面に対抗できる白鳥の面を作る。ある夜、悪魔が乗り移りったされこうべの面に白鳥の面を真っ二つに割られる。
 お家に不吉な事があったのではと兄と共に帰国の途に着く。
 日本に帰国した後、京都の荒涼とした惨状を見、いくさを起こす武士の身分を離れ、少しでも楽しい穏やかな世の中を作っていく仕事をしたいという。お面つくりに一生を打ち込み、不幸な人々の心に明るい希望を与えたいという。
 彼は、後に公儀介錯人を辞した後、拝一刀と名乗り、息子、大五郎と冥府魔道に進む。

【されこうべの面】『面』
 今を去る事、約五百年の昔、応仁の乱の頃、明の国、丹波の菊丸が師事したお面を作りの師匠が作った傑作。しかし、これに悪魔が乗り移り、菊丸の作る白鳥の面と戦い、白鳥の面を割ってしまった。
 この面を打ち破る白鳥の面を作る事こそ丹波菊丸の念願がかなう時である。
 この面を被るとなかなか外れない。
 また、霧の小次郎がつけると、春鶯囀の笛の音の力を打ち消すようである。

【伊賀の志野】『人名』(いがのしの)
 斑鳩隼人の妹。
 満月城にいるという兄を探しに上月右門の家にたどり着く。

【玄界灘】『地名』(げんかいなだ)
 明の国と日本の間に横たわる海。
 2艘に1艘は沈むといわれる難所。
 明の国と日本の間に、無人島の幽霊島がある。

【幽霊島】『地名』(ゆううれいとう)
 玄界灘の真ん中にぽつんとある無人島。

【白鳥の玉】『宝物』(はくちょうのたま)
 先祖より伝わる満月城の主である証の品。
 満月城を占拠してもこれが無いと城のあるじとしては認められない。

【斑鳩隼人】『人名』(いかるがはやと)
 丹波の国、満月城城主、丹波修理亮に使える武士。
 主君、丹波修理亮が赤柿玄蕃に討たれた後は、玄蕃に使えていたが、上月左源太を見逃した罪で捕らえられる。

【上月右門】『人名』(こうづきうもん)
 丹波の国、満月城城主、丹波修理亮に使える武士。
 妻は浅芽、息子に左源太、娘に桔梗を持つ。
 主君、丹波修理亮が赤柿玄蕃に討たれた後、城を抜け出す所を見られ、天下一の卑怯者として噂される。

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2009/10/25

笛吹童子【第一部:髑髏の旗】

B級SF映画大作戦に笛吹童子を追加しました。

【第一部:髑髏の旗】
 今を去る事、約五百年の昔。
 応仁の大乱の後、花の都は焼け野と化し、天下は麻のごとく乱れ、野党は横行し、人は家を失い、飢えに苦しみ、不安におののいていた。
 ここ、丹波の国、満月城。
 野武士の首領、赤柿玄蕃に攻め寄せられ、あえなく城をのっとられる。
 城主の丹波修理亮は自害して果てた。

 上月左源太が自宅にたどり着く。父の上月右門が落城の少し前に逃げ出したのを見たという者がおり、誰も彼も天下第一の卑怯者と噂している。父は家に帰るであろうから左源太は事実を確かめようと帰ってきたのだ。気丈な母は、男子の役目として、丹後の国、三本松の城へ援兵を頼み、満月城奪還を図るのが上月右門の嫡男に課せられた使命ですと諭す。
 丹後の国に向かった上月左源太。しかし、その三本松の城も野武士の集団に占領されていたのだった。

 満月城元城主、丹波修理亮には明国に留学中の息子が二人いた。
 兄の菊丸は武勇に優れ、笛が上手く、皆から笛吹童子と呼ばれる弟の萩丸は、お面を作る修行をしていた。
 ある晩、師匠のされこうべの面と菊丸の作った白鳥の面が、空中を飛び交い互いに噛み合って戦い、白鳥の面が割れるという奇怪な事が起きる。
 日本に何か異変があるに違いないと、二人は帰国する事に。
 お師匠様が言うには、菊丸が完成させる白鳥の面が、されこうべの面を真っ二つに打ち割る時、兄弟の望みがかなうであろうと、されこうべの面を受け取り、兄の萩丸のところに立ち寄り、帰国の途に着くのであった。
 京のみやこに着く二人。
 応仁の乱にて、かつての華やかさがまったく無い焼け野原になった花の都を見た菊丸は決心する。この世でいくさ程恐ろしいものは無い。武士が居なければいくさはおきない。少しでも楽しい穏やかな世の中を作っていく仕事をしたい。お面つくりに一生を打ち込み、不幸な人々の心に明るい希望を与えたいと兄に訴える。
 菊丸と分かれた萩丸は、上月右門と共に赤柿玄蕃を討ちに満月城に切り込むが・・。


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2009/10/04

B級SF映画大作戦『宇宙Gメン』

B級SF映画大作戦に【宇宙Gメン】を追加しました。

 宇宙開発戦争のさなか、日本の科学者川中博士が開発中の大宇宙艇アンドロメダ号をねたみ、なぞの国際陰謀団デモン帝国が妨害工作を仕掛けます。彼らはいの一番に宇宙征服を狙っているので、このアンドロメダ号が目障りなのです。
 まず、実験用宇宙艇レダ一号を破壊します。
 殉職した艇長の小西の友達、早風は原因を調べるため、転職もとの国際宇宙科学局にレダ号を送る手はずを整え、川中研究所に転職します。
 そして、レダ号の危機になると颯爽と現れるようになったGメン機にのった宇宙Gメン。早風しか連絡先を知らないと川中博士は言います。
 レダ一号を妨害したのはデモン帝国。世界各国に協力者のいる謎の国際陰謀団。世界各地に基地を持ち、火気は上回り安全性では劣るがレダ号と同等の性能を持つ宇宙艇デモンXでアンドロメダ号建造、レダ号の実験を妨害します。

 そして、ついにアンドロメダ号の完成。
 舞台は宇宙空間に。
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邦題:宇宙Gメン SPACE GOVERMENT MAN
監督:曲谷守平/峰徳夫/出口十三夫
昭和38年 日本電波映画社 
提供:三洋電機
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 いつの間にやら購入していたDVD三枚組みの「宇宙Gメン」は、ウルトラQが造られる前の昭和39年に放送された白黒テレビドラマです。
 「怪獣アゴン」と同じ会社、日本電波映画社の製作だそうです。
 正体不明の宇宙Gメンの存在は月光仮面に似た所もあり、その時代のスタンダードでしょう。
 エレクトーンによるBGMも素朴、宇宙船同士の宇宙戦いも撮影の技術の蓄積が無いせいか、表現が足りない所が、多々ありますが、どうしてなかなか、開拓者として見るべきです。レダ号の発進シーンはサンダーバード2号を(あんなに派手ではありませんが)良いものですよ。
 その当時、ちょうど良い年頃の子供が見ていれば十分ハマった思われます。

 この時代にしては珍しく「正義の味方」というフレーズが出てこないあたり、公平な脚本であるとおもいます。

 再放送をしたのか調べようとしてググッてもラジオ番組ばっかりヒットしますので、「デモン帝国」あたりで探しましたがDVD以上の情報はなかなか見つけられません。
 オープニング、エンドタイトルがほとんど無く、また、六話、十一話は紛失、九話以降は放送されていないという不遇のドラマです。
 さすがにこの時代に家庭ビデオ録画はないだろうし、地方局の倉庫にダビングされたフィルムが残っていないでしょうかね。

 デモン帝国の基地と、宇宙研究所の基地がそっくりなのは、そう、元が同じですから。

 定価14800円になっていますが、なに、ごくごくお安く入手できるようです。
 見かけたら、どうぞ。
第一話『宇宙ボタルの秘密』
 アンドロメダ島にある、川中博士の宇宙研究所で大宇宙艇アンドロメダ号を建造していた。
 その基礎実験用に造られている宇宙艇レダ一号機が宇宙へ出発。そして、宇宙ボタルに遭遇する。

第二話『盗まれた宇宙艇』
 アンドロメダ島を台風が襲った。
 おかげでレダ四号の試験飛行も延期。
 台風が過ぎ去った翌朝、女性、サラヤがアンドロメダ島に流れ着く。

 ああ、これは、ガミラスの超磁性体フェライトの先を行っている。おそるべし、デモン帝国。

第三話『幽霊衛星現る』
 和歌山県立潮岬天体観測所のイイダさんが、国際宇宙法に定められた届出の無い未登録衛星を発見した。
 発見をしたものの、アンドロメダ島の設備で探すが、やはり確認できない。
 幻だったのであろうか。

第四話『レダ5号不時着す』
 実験宇宙艇レダ五号に乗ってテスト飛行を行う月島と龍夫君。
 隕石と遭遇、不時着を余儀なくされる。
 不時着した島は、着陸時に変な感触があった。
 その島はさんご礁でできており、レダ五号のハッチの外は洞窟。
 その島は、デモン帝国のベータ基地だったのだ。

第五話『複写人間』
 アンドロメダ号の完成を急ぐ川中博士は、宇宙科学局に優秀な建設工務員の派遣を要請。宇宙科学局は優秀な三人の建設工務員、安中、岡部、瀬木を選出、アンドロメダ島に派遣する。
 この動きを察知したボロス司令官は、アンドロメダ号の設計図を盗みにアンドロメダ島へ諜報員006号を送りこむ計画を立てる。
 三人の誰かを拉致、クリノ博士の発明品、人間複写機で006号に複写して送り込むのだ。

第六話 (未収録)バルワ島の対決
 フィルムを紛失したそうです。
 第七話からするとボロス司令官がガンマ基地ごと死んだらしい。

第七話『ロボット部隊の襲撃』
 デモン帝国イプシロン基地の司令官クロタニは、協力者であるアカイシ博士の作ったロボット部隊とカニ偵察ロボットを駆使、警戒厳重なアンドロメダ島を襲撃する計画、実行に移した!

第八話『アンドロメダ号ついに飛ぶ』(放送最終回)

 ここは南太平洋の孤島、アンドロメダ。
 川中博士は宇宙艇の建造に日夜努力を続けている。
 博士を助ける青年、早風ジョウジ
 月村タケシ 龍夫少年。そして博士の娘 まり子。
 だが、地球を支配し宇宙の征服を目指す陰謀団グレートデモンの一味は博士の計画を妨害し続けている。
 その陰謀団を撃滅せんと神出鬼没の活躍を続けている謎の人物。
 その名は宇宙Gメン
 三洋電機の提供でお送りします。

 ついに完成した大宇宙艇アンドロメダ号。
 武器の開発では川中博士を上回るデモン帝国は、スーパーレーザーガンを装備したデモンXの改良スーパーデモンXでアンドロメダ号を狙う。

第九話『空飛ぶ円盤の謎』
 今の若い者は休暇をやらないと働かない。と、月村に休暇を催促される川村博士。
 月村に休暇を与える。彼の郷里である吉野村の隣村に、川村博士の知り合い、高山博士が隠居しているというので、ごあいさつに向かうと、博士は空飛ぶ円盤にさらわれたという。

第十話『七人の宇宙飛行士』
 ゼータ基地からデモンスーパーXが配備されている基地司令官に、基地連絡隊員03号がグレートデモンの命令書を届けに来た。
 世界の科学者を乗せて行われる月一周飛行に出かけるアンドロメダ号にスパイを潜入させてあるというのだ。
 指令は「スーパーXはアンドロメダ号を追跡、艇内より脱出する同士を収容せよ。艇内潜入中の同士のコールサインはMMとする。ただし、機密保持のため、大気圏脱出まで無線の交信は禁止する」

第十一話(未収録:題名不明)
 キラーXが登場するはずの回。フィルムをなくさないでよ。

第十二話『宇宙ステーションの恐怖』
 宇宙Gメンを狙うキラーXはまだ生きていた。
 デモン帝国は世界の協力で造られる宇宙ステーション建設に協力する大宇宙艇アンドロメダ号の作業を妨害する。
 手始めに、邪魔な宇宙Gメンの連絡役である早風を暗殺しに、キラーXはアンドロメダ島に潜入する。

第十三話『宇宙への脱出』(最終回)
 世界宇宙会議に出席するため、比叡山国際観光ホテルに宿泊する川中博士。
 そのころ、関西地方では一日にたくさんの人が失踪していた。
 川中博士は、旧知の間柄であるジョー・バーデン博士と再会する。

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