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江戸壊滅の危機!すい星激突の恐怖

B級SF大作戦の「暴れん坊将軍IX:江戸壊滅の危機!すい星激突の恐怖」を更新しました。

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 天下泰平の元禄、八代将軍吉宗が治める江戸時代。

 司天台を訪れた吉宗公が酉の18度に現れた彗星を発見、これが地球に衝突すると直感した。よもや江戸に落ちれば大惨事、また彗星の騒ぎに乗じて悪巧みを企む輩が出ぬともかぎらん。急ぎ、長崎から西洋天文学を極めた天文学者、西川如見を江戸に呼び寄せる。
 地球に彗星が落ちてくるなどと、ばかげた事を言い出した吉宗公を、じいの有馬彦左衛門は心配するのだった。

 吉宗公は、旧来の暦の改定案を作成させていた。西川如見を呼び寄せる表向きの理由である。
 西川如見に直接謁見をするという吉宗公に対し、若年寄、黒瀬日向守が無藩者の為、旗本達への示しがつかないので、直接の謁見はご遠慮願いたいというのだ。自分が間に入り、逐一、一字一句、内容を上様に伝えるので、それでご容赦願いたいと。

 さて、江戸からの招聘に長崎を立った西川如見も彗星の存在に気がつき、地球に衝突する軌道上にある事を上様にお知らせすべく黒瀬日向守に申し出る。

 その頃、神川秀麻呂が率いる世直し天狗党の活動が目立つようになってきた。ごろつきの浪人集団が目抜き通りの店先でほめ殺しにして、店から金を巻き上げているのだ。
 世直し天狗党の事は吉宗公の耳にも入っていた。彗星と関係があるのか?

 黒瀬日向守からはありたきりの報告しか来ない事に疑問を持った吉宗公は、直接、西川如見に話を聞こうと、徳田新之助として、め組に宿を取る西川如見に会いに行く。

 そして、得られた真実。ホーキ星が数日後、江戸近辺に落下すると言うのだ。
 かかる緊急の内容にも拘わらず、上様から一向に沙汰が無いとぼやく如見。それもそのはず、若年寄の黒瀬が情報を握りつぶしていたのだ。

 幕府若年寄の黒瀬は何を企んでいるのか?
 暗雲立ち込める江戸幕府。

 「世直し天狗党」は何を企む?
 江戸の平和はどうなる!

 どうする?徳田新之介!

 地球規模の災厄に備えて、がんばれ、江戸火消し「め組」!
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原題:江戸壊滅の危機!すい星激突の恐怖
   暴れん坊将軍IX 19話 (通算755話)
監督:原田雄一
脚本:井川公彦
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 時代劇、「暴れん坊将軍」のエピソードです。純和風SFを堪能できて最高です。
 やっと、最初から見ることができました。
 「箒星は大気で燃え、小さくなる」なんて、とっても科学的です。でも、彗星が地球に衝突するなんて、直感できる上様の方がおかしく、じいの反応がしごく普通です。
 丑の下刻、日野大和田村に落下します。隕石の痕が残っているかなあ(笑)

 さて、色々調べると「呪いのほうき星@暴れん坊将軍II」ってのも気になって仕方有りません。
 SFを大胆に取入りれるなんて、まさに時代劇の「暴れん坊将軍」ですね。

 不気味なガラダマと地球の特撮を時代劇で見られるのはお宝映像だぞ!
 用語の解説はこちら

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コメント

ほー そんな話があったのですか。
なんとまぁ興味深いことよのぅ。
私にもいつかみるチャンスは巡ってくるのであろうか? まずないだろうなぁ。残念。
じゃあね

シリーズで12作、エピソードで800を超えるらしいので、毎日放送していても、3年に一回しか見られるチャンスがないんですね。

 「暴れん坊将軍IX」をテレビ欄で見つけたら要チェックです。

>どうする?徳田信之介!

これは新之助でしょう。

西川如見が江戸に呼ばれたのは1719年。
この当時は町火消しはありましたが、「め組」のような「いろは」の組は、まだなかったと想います。
いかがでしょうか。

これは、上様。

 へへえ。
 吉宗公のころにはめ組ってないんですか。

 いや、上様の名をかたる不届き者。w)/

Wikipediaでは「1720年(享保五) 江戸大火を受け、江戸町火消しいろは47組を設置」とあります。
ところが資料によっては「享保三年(1718年)からある」とも。

http://www.rak3.jp/home/rak2_pv.cgi?no=masatoshi&prof_view=1
享保三年(1718年)、町奉行大岡越前守忠相の命令により町火消し組合が創設されました。
それが享保五年(1720年)に「いろは組」と改められたそうです。

すると、西川如見が江戸に呼ばれた1719年には「町火消し組合」はできていましたが、「いろは組」にはなっていなかったわけで、「め組」があったかどうか疑問です。

また、「暴れん坊将軍」の世界では、吉宗はよほど人材に惠まれていなかったようですね。部下が情報を途中で遮断し、いつも将軍が城を留守にして偽名を名乗って自分で捜査しないといけない。頼れるのは「爺」、「忠相」、「男女二人の忍者」だけ。

大目付も家老も揃って役立たずということでしょう。

これについては『空想歴史読本』と『空想科学読本3』に載っていますが、大和田村の現在地が「山梨」だったり「八王子」だったりします。
真相はどうでしょう。

これはこれは、松平様。

 西川如見が持っていた地図によると八王子と日野の間にある大和田村に印がついています。
 地図を参照すると八王子、大和田、日野と、現在でも地名が残っています。
 残念なことに、付近にはクレーターらしい跡が無いので、戦後の造成でなくなってしまったのでしょう。

 吉宗公は将軍におなりになってから腐りきった利権主義の幕府に驚き、不正を正すのに尽力あそばされたのでしょう。何しろ、800を超えるエピソードでそれぞれ悪人が成敗されています。
 しかし、上様亡き後、田沼意次が台頭した事から、これでも粛清は足りなかったという事ではないでしょうか。
 大目付も家老も役立たずですね。

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